カブトムシを飼育するなら、まずは道具です。多くはホームセンターや、ダイソーなどの100円ショップで入手可能です。
飼育用具を揃える
まずは容器です。写真はダイソーの100円容器と300円容器。100円の容器は1匹・・300円のはオスメスのペアリングなどで有用かと思います。
ホームセンターで入手可能なLサイズ容器。おおよそ800~1200円位です。写真は10匹以上のオスを入れてますが、普通は4~6匹程度の飼育数が適正です。また、後述する理由から、カブトムシは可能な限り小数で飼育した方が良いです。写真は羽化した成虫を収容したばかりなので多頭飼育な状況と成っております。
ケースに入れるマットですが、「長生きさせる」「負担軽減」には、このハスクチップが効果的です。写真左はミタニという昆虫関連の業者でネット通販(アマゾン)でも買えるタイプ(10L)大体、価格は1250円位。右はお手軽・ダイソーにて100円で買えるチップです。こちらは2Lです。チップとしてしっかりしているのは左ですが少々高目。ダイソーのでも、そんなに問題無いです。
カブトムシの繁殖を意識するなら、キノコなど生産した時の残滓などを再利用した発酵マットなどが有効です。「産卵」や「幼虫のエサ」などが記載されている事が多く、ショップなどでも間違いなく購入できます。一番右がダイソーの100円、真ん中がホームセンターなどで購入できる10L入り・・物にもよりますが、500~1200円位まで幅があります。高品質(大きいとか元気とか)な固体を、大量に育成したい場合は、一番左のようなマットを専門業者のサイトから大量購入するのが良いです。筆者は個人的に月夜野のキノコマットかフジコンのデュプロマット・・特別大きな固体を期待する場合はスーパービートルを配合してます。
これら専門ショップのエサ用マットは10L500円位から販売されており、他に送料等が別途掛かります。
幼虫用マットを飼育に使う理由は、エサとなるマットを使われていると、交尾の済んだメスが潜って行き産卵するからです。産卵を意識したケースは別のページに記載しますが、メスは生まれた我が子がエサに困らない場所を選んで卵を産んで行くのです。その辺の本能を理解していれば、卵は簡単に産ませられます。
写真はコバエの侵入を防ぐ紙製のシート、エサの台、幼虫の特エサ。全てダイソーで購入可能です。コバエシートとエサ台は有った方が良いと思います。
成虫のエサになる昆虫用ゼリー。これもダイソーはじめとした100円ショップで購入可能。左上は専門ショップやホームセンターで購入する高栄養タイプ。
成虫初期の頃、特にオスが顕著ですが暴れまわってゼリーを食い散らかします。一つ前の写真のエサ台は、気休めでも有った方が良いです。また、皿はワイドな奴が望ましいです。真ん中上の通常タイプのゼリーでは、メスは無問題なのですが、オスは体の大きさやツノなどが邪魔で、最後まで食べ辛いんです。
採卵の時に便利な広いトレーや木・プラスチック製などのスプーンも有ると便利です。これらも100円ショップので十分です。また、卵を採卵した後は、個別容器に移して孵化させた方が、沢山の幼虫を育成できます。それらのケースも100円ショップの安い奴で十分です。